
実績がないなら…?
「実績がないからメルマガが書けない」っていうのはよく聞く悩みの一つかなと思いますが。
これはねー、声を大にして言いたい。
過去の自分へも伝えたい。
ステップメール読みすぎじゃ!!!!
ステップメールってご存知ですか?
知らない方のために簡単に説明すると、稼ぐ系のブログとかでよくある「メルマガ登録で無料プレゼント!」とか「今ならこのノウハウをメルマガ登録してくれた人にだけお見せします!」とか。
そういうメルマガに登録すると、折り返しのメールで無料のプレゼントが届くんだけど・・・
そのあと、毎日メルマガが届いて、私はこんな人で~過去にこんなことがあって~でも今はこんなに稼げるようになって~それを叶えた教材はこれ!みたいな。
そんなメールが届くんですけど。
これはもう、あらかじめ事前に予約されているメルマガで、登録した人に毎日1通ずつ自動で送られるように設定されてます。
で、このステップメールってだいたいが同じような流れでさ。
(色々理由はありますが本題の趣旨とずれるのでここでは割愛します)
ネットビジネスを始めたばっかりの頃って、こういう無料レポートとか、無料のノウハウって情報収拾のためにも色々集めるじゃん。
そうするとどうしても、いろんな人のステップメールに登録することになる。
で、いろーーーーんなステップメールを読んでると、そのどれもが「ダメだった時期→ある教材を実践して結果が出た→今はこれだけ稼げるようになった」みたいなストーリーで・・・。
でですね、私が思うに・・・
そういうステップメールを読みすぎているがために、「ここまで結果が出ていないとメルマガなんてできない」って思い込んでしまっているというか、刷り込まれてしまっているというか・・・
だからいざメルマガを書こうと思っても、「そもそも実績がないから何も書くことがない」になっちゃうのではないかなと。
金額の実績を出すのはなんで?

月◯万円の実績があります!って、なんで金額を言う必要があるの?
大きな金額の実績画像を出せば信頼されてバンバン売れるのであれば・・・
画像なんていくらでも作れるんだから、数百万円の報酬画像を作って「これが実績です」って言えばいいのでは?

は!?んなことやるわけないじゃん!!

やらない(できない)っていうことは、そんなことをしても売上があがる訳ではないって分かってるんだよね?
実績金額を出すのは、数字が出ている方がわかりやすいというのもあるけど・・
たとえば「月10万円」という実績を出すとすると、その金額自体に信頼しているわけではなくて、
「月10万円を稼げるだけのスキルと経験があります」ということを暗に示しているから、そのスキルや経験があることで信頼につながる、ということです。
実績がない人の戦略
まず、「メルマガで伝えられることがない」っていうのは、そもそもメルマガじゃなくても(ブログとかでも)伝えることがない状態になってるのかなと思うのですが。
ようするに、ネタがないってことですよね。
でもね、それはもう当たり前です。安心してください。
あ、いや、ここで安心して「それなら大丈夫か~」ってコーヒー飲むのはやめてください。

例えば、料理をしようとして冷蔵庫を開けたら何もなかったとするじゃん

唐突だな

どうする?

いや、無いならさっさと買いに行けよと

それな
「実績がない!だから何も書けない・・・」とそこで悩んで止まっているというのは、「食材がなくて料理ができないな〜」と止まっているのと同じです。
料理しなきゃいけないなら、そのための食材を用意しないと。
で、実績があればメルマガのネタになる、ってつまり・・・
その「実績」って、「経験値」ってことだよね?と私は思っていましてですね。
経験値があれば、それだけネタがあるわけで、伝えることもできるけど。
経験値がないから、ネタがないから、伝えることがなにもない・・・ってなってしまっている。
じゃあもう、答えは一つ。
ネタを作るんです。
んでさ、たとえば私が月瀬ことりとして活動を始めた時なんですけど、月瀬ことりが一番最初にアフィリエイトした教材は「ファンブロ」っていうブログの教材だったんです。
で、そのファンブロがキャンペーンをやりますよということで、もちろん参加します!!!と鼻息荒く参加を決めたんだけど・・・
ファンブロはその当時で、もう販売開始から3年目とか・・・?
だから、私は初めて紹介するけど、もっと昔からずーーっと紹介していた人もいたし、すごい影響力のある敏腕アフィリエイターさんもたくさんいた。
だからそんな中でひよっこの私が紹介していても・・・ってなるじゃん。
そんな時、ことりはどうしたかというと。
キャンペーンの1週間前から「豆苗チャレンジ」と称して、豆苗が育つまでにファンブロの特典やLPを完成させる!という目標を課して、毎日進捗を報告してました。
これだけで、毎日発信するネタができる。
当時のTwitterをメインにこのチャレンジを発信していたんだけど、これを見てメルマガ登録してくださった方もたくさんいましたし・・・
メルマガの方ではTwitterでは言い切れないことを伝えていったりして。

私はそうやって発信するネタを自ら作っていったよ
PCに向かってるだけじゃ、結局「何書こう・・」になるのはみんな同じ。
その時の自分ができることを試してみたりして、それこそメルマガ登録で無料でもらえたレポートがあればそれを試してみるとかさ。
成功したら成功例としてネタができる。
失敗しても面白い失敗ネタになる。
とにかく何か「結果」を出すなら、その結果が出る「原因」を作らないと何も始まらない。
火のないところに煙が立たないのとおなじで、自分が動かないとそりゃ「発信できるネタがない」のは当たり前なんです。
実績がない=慣れていない
あともう一つ、実績がないっていうことはまだまだ経験が浅いということでもあると思うんですね。
となると、やっぱり足りないものが「慣れ」だとも思うわけです。
実はネタになるものが目の前に転がっているのに、それに気がついていない。
実はそういうこともあったりして、「ちょっと意識をするだけで実はネタがあった」という場合もあります。
えーと、わたくし月瀬ことりはですね、小学校で講師をしているので、子どもたちにお話しをすることもあるんですが。
宿題で「日記」がでることがあるじゃないですか。
もちろん授業中でも、イベントの日(運動会とか)の一コマを切り取って言葉にまとめることがあったりしますけれども。
で、いきなり「日記を書きましょう」って先生が言ったとして。
- すぐに書き出せる子
- 全然書けない子
の2パターンがいます。
どの学年クラスにもいます。
で、この違いなんですけど・・・。
私が思うに、日記を書ける子は日頃から身の回りの出来事に興味を持って生活していたり、それを言葉で表現する習慣がある子なのかなと感じています。
お母さん!今日はこんなことがあったよ!
こんなことが嫌だった!でもこんなことが楽しかった!
それでねそれでね・・・・
普段からこう、おうちの人や先生にお話をしているような子は、日記を書くことも特別なことではないような感じ・・・?
過去にあったことを振り返ることにも慣れているように感じます。
対して、日記を書くのが苦手な子は、何を書いていいのかわからない・・・
つまり、運動会の日のことを思い返しても、どの部分を切り取ればいいのか、さらには書くならちゃんと書かなきゃと感じてしまって気軽に書けない・・・とか。
でも、こういう日記が苦手な子でも、こちらが質問をしてあげると答えられるんです。
なんの競技をやったの? → 玉入れだよ
玉入れはむずかしかった? → うん、たくさん投げたのに全然入らなかった
楽しかった? → 楽しかったよ!だって赤組が勝てたもん!
なんだー!覚えてるじゃん!ちゃんと答えられるじゃん!
じゃあひとつひとつを文章にしてみようか。
・・・って、こうしてあげると書けなかった子も一気に目を輝かせて文章を書き始めます。

大人だって同じだと思う
「メルマガを書くこと」に慣れていなければ、そりゃあ難しいのは当たり前。
でも慣れてしまえば、簡単・・・とは言えなくても、それなりに書き上げることはできるようになる。
普段からメルマガにできそうなネタがないか意識して生活をするだけで、「これメルマガで話せるじゃん」っていう瞬間にふと出会うことが増えてくる。
それはもう、慣れでもあると思うんですね。
最初はきついかもしれません。
日常的にそれを考えて、意識して、生活をしないといけないなんて・・
脳みそも疲れます。
なんか休まらない気がします。
でも、それを乗り越えてしまえば、実績がどうとかは関係なく「メルマガのネタ」は意外と身近に転がっていることに気がつけるようになります。
ちなみに私はこれを「全集中・常中」だと思っておりまして(はいいきなりごめんなさいね)、月に何百万とか売っているアフィリエイターさんとかインフォプレナーさんとかね、そういう次元の人たちは息をするように情報を収集してます。
インプットもアウトプットもすごいスピードですごい量こなして、脳みそも常にフル回転。
でもそれを常中ということは、つまり常にそういう状態なわけですね。
・・・ということで、まとめると
- 何もしていなければネタがないのは当たり前。ないなら作るしかない!
- ネタがあるのに気がついていないだけということもある。意識をしてみよう

実績がなくてもこれでメルマガは書けるね